泥棒の不正開錠を防止する方法

鍵の不正開錠の中で1番多いのがピッキング開錠！

不正開錠で最も多いケースがピッキングによるものです。これは不審者が鍵穴から特殊工具を駆使して不正に開錠するもので、不審者のスキルもさることながら工具の性能も向上して、近年では増加している手法となっています。

こうしたピッキングに対しては、特殊工具でも容易に開錠できないように、鍵穴の構造が複雑化した鍵が効果的となります。それがディンプルキーやハイセキュリティと呼ばれるシリンダー錠です。錠前内部の構造が今までの鍵と比べて格段と複雑になっていて、専用の機械に頼らないと人の手では開けられないような防犯性の高い鍵も存在します。

合鍵を植木下やポストの中に隠していませんか？

また合鍵による不正開錠も多く発生している手法です。合鍵を玄関先などで探す、あるいはその隠し場所を把握するなどして合鍵を入手し、それを使って泥棒は不正開錠します。

植木の下やポストの中、玄関にかけてある傘の中等、鍵を隠している方は要注意です。このような場所の鍵を置かれている方は家族に子供がいる方が多いと思います。こどもに鍵を持ち歩かせたくない、鍵を落とす恐れがあるので不安で持たせられない、からではないでしょうか？

これに対しては暗証番号錠にすることでキーレス化するのが有効です。

鍵を持ち歩かなくても暗証番号を入力するだけで開錠が可能で、乾電池で動いているので取り付け時の電気工事不要で設置ができます。また地震や震災で電気が使えない状況でも動いてくれるので心配ありません。

悪質な不正開錠も多発している

このほか錠破りといった手口も多く発生しています。これはバールなどを使用して扉を無理やりこじ開けるといったやや荒手の手法です。こうした手法に対しては補助錠の設置が効果的です。補助錠を設置することでこじ開ける時間がかかり、容易に侵入できないようにします。